epub3リリース

「epub3」のリリースで日本で電子書籍が受け入れられた?

ここまでSONY、キンドル、楽天kobo3社の電子書籍リーダーを簡単に紹介しました。ここで、ご了解を頂きたいことがあります。
「電子書籍リーダー」端末はこの3社だけはありません。
国内最多数コンテンツの母体がリリースした、ハードウエアが日本製の「Lideo」と言うのもあります。
コンテンツ数がずば抜けて多いので無視できませんから、ここに加えておきます。その他日本向けでないものもあります。
乾電池で駆動する格安製品もありますが、縦書きフリガナ、コンテンツ供給母体の不備などがあって、実状、この4社が日本向けと言えます。
なんだか私らしくもなく、煮え切らない発言でした。「中道」を行こうと考えたのですが、ここから核心を述べます。
日本で電子書籍リーダーがブレイクしたのは2010年です。2012では、「今後、出版は電子媒体を前提としないと失敗する。」とまで言われました。
村上春樹さん等もそのベクトルでした。当時を振り返ると、発端は「epub」と言う電子媒体と印字を司るフォーマットが日本語に対応したからです。

epub3リリース
「日本独特の縦書き、フリガナつき」に対応した「epub3」がリリースされたことにより、
横書き一辺倒の電子ディスプレイのあり方に一石を投じたことから始まりました。
そこで、電子書籍リーダーの老舗「キンドル」の存在を日本人が知っただけです。不思議なことに、当時から、キンドルは「epub3」に未対応です。
独自のフォーマットで日本市場に対応していました。現在は両者対応のフォーマットがありますが、キンドル専用のフォーマットにkoboは対応していません。
SONYは省略します。
販売母体は、koboは「楽天」、キンドルは「Amazon」です。日本一流か世界規模か。
そこで、Amazonに対するゆるぎない信頼性がキンドルを後押ししたと考えられます。koboはと言うと出発は明らかに失敗です。
本を読みたいのに、書店がキオスクみたいに小さいので、誰も見向きもしませんでした。コンテンツのあり方を三木谷CEOが見くびったのです。
始まったばかりのコンテンツ販売組織がいきなりAmazonに対抗できるはずがありません。
それを承知でカナダの会社から買い取ったのですから、肝心のコンテンツの貧弱がそのまま火種になり、そこへ、Koboを購入し、
期待したユーザーはパソコンなしでは使い物にならないことを知り炎上したのです。現在は火種、残り火は殆どありません。
「Kobo」について話してしまったので、次回は、もう少し解説します。